地震から今日で4年。。。
引越し先からそのまま持ってきた当時の新聞を先日、
旦那さんがファイルに保存してくれました。
地震が起きた次の日から
ライフラインが止まった私たちの家に投函された新聞。
おかげで数少ない情報を手に入れることが出来ていました。
今思うと、「そう言えばウチは新聞とってない」って気づいたのでした。
この新聞を作ってくださった方だって被災してるのに。。。
この新聞を届けてくれる方だって被災してるのに。。。
あの時、誰もが自分や家族の事でいっぱいいっぱいなのに。。。
本当に胸が熱くなって
そんな新聞を捨てる事なんて出来ませんでした。
旦那さんも『これは絶対に捨てないから』と言って
自分のお部屋に保存してくれています。
自分達が親になった今。
震災を知らない息子に
「何を伝えられるんだろう?」と考える日になりました。
この新聞はいつか読ませてあげたい。
大切な人達を失って泣き崩れている方々の写真。
沢山の犠牲になった方々のお名前が何面も。
目をそらしたい事が沢山書いてあります。
でも
自分の命を懸けて人のために尽した人達がいた事。
助け合って支えあって過ごした事。
絶望と希望がすべて書いてある
あの日の事。
これからまたどこかで
同じことが起こったとしても、
哀しい事にならないように
どうしていけば良いのか。
あの日の記憶がなくならないように
未来に生きる子供たちへ
伝えていきたいなと思います。